EV 電気自動車について
2021年06月03日
いつもジロン自動車のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
2021年中に、いよいよ新型「FIAT 500e」の発表が予定されていますね!
FIAT社としては初のEV(電気自動車)ということで、
弊社でも急速充電スタンドの設置を進めております。
値段やグレード、その他詳細は未だ公表されておりませんが、
どんな仕様になるのか今から楽しみなクルマですね!
さて、今回はこの機会に、EVとは何ぞやという話から、
HV・PHV・FCEVなどなど種類が増えてきたエコカーの整理をしていきたいと思います!
(ちなみに私の愛車はエコカーからは程遠いクルマですが。。。)
EV(電気自動車)Electric Vihicle
まずはEVから。
EVは、その名の通り電気を動力とするクルマで、
家庭に設置する充電スタンドや各所の電気スタンドで充電をして走行します。
エンジンを一切使用しませんので、環境への影響が最も少ないシステムとなります。
静粛性・コストパフォーマンスに優れ、また税制面でもメリットがあり、
サイフにもエコなクルマなのがEVとなります。
近年の環境問題への対策として、次世代のクルマはガソリン車からEVへと転換しています。
ただ、日本国内においては充電スタンドの普及が欧米諸国ほど進んでいないのが現状で、
この問題をどうしていくのかが課題となっています。
HV (ハイブリッド車)Hybrid Vehicle
私たちにとって1番馴染みのあるエコカーではないでしょうか。
ミニバンやワゴンにもこのシステムが搭載されており、
今や街を走るクルマの半分近くがこのHVな気がしています。
メインの動力はガソリン・エンジンであり、電気は補助的な役割なのがHVの特徴です。
走行や制動時に余った電力を貯めて発電し、低速時は電気のみ、中高速時はエンジンの力で走る
このようなことも可能なのがEVです。
あくまでガソリン車ですので、維持費は他のエコカーに比べると高くなる傾向にあります。
PHV/PHEV(プラグインハイブリッド車)Plug in Hybrid Vihicle
トヨタ・プリウスや三菱・アウトランダーなどに搭載されるこのシステムは、
メイン動力は電気、ガソリン・エンジンは基本的に補助的な役割と、
HV車とは異なった構造となっています。
走行時などに充電するしかないHVとは違い、家庭用のコンセントからも充電が可能で、
HVの欠点であった維持費が大幅に安くなるのが特徴です。
またEVの欠点でもある航続距離の短さも、
エンジンを積んでいるおかげで圧倒的に長くなります。
ということで、PHV/PHEVは両方のいいとこどりなクルマです。
ただ、いいとこどりとしている分、車両は高額になる傾向があります。
FCEV(燃料電気自動車)Fuel Cell Electric Vihicle
最近耳にするようになったFCEVは、主に水素をメイン動力とし発電するクルマです。
水素が燃料なので、排出するのは水だけと、エコエコなクルマですね。
ただ水素の供給場所が限られているのと、まだ一般的なシステムではないので、
普及していくのはまだまだ先の話となりそうです。
ややこしいですが、FIAT 500e は
財布にも環境にも優しいクルマだということで、
本当に発表が楽しみな1台です!!