レアなケータハム車たち
2020年10月09日
いつもジロン自動車のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
台風が今日明日と本州に最接近し、大阪も1日中雨空でした。
明日の夕方から雨もあがってくるとの予報ですが、
皆様くれぐれも足元お気を付けください。
さて、本日は前回に引き続き、ケータハムネタをやらせていただこうと思います!
どうぞ宜しくお願い致します。
現在ケータハムのカタログモデルは大きく分けると5種類あり、
SEVEN 160
SEVEN 1600
SEVEN 270
SEVEN 480
SEVEN 620
以上のモデルがあります。
SEVEN の後の数字は1トンあたりの馬力数を表しており、
160 ならカタログ値は 80PS / 車両重量490kgで、1トンあたり160ps
ということになります。
ということは、最上級モデルの620 (車両重量545kg)なら1トンあたり約620ps で、
1kgあたりの馬力数は約0.56馬力となりますが、
例えば日産GT-R NISMO (600PS/1700kg)なら1kgあたりの馬力数は0.35。
単純計算になりますが、620がそのままGT-R NISMO のサイズになれば、
なんと966.9馬力となり、日本が誇るスポーツカーを軽く上回ってしまいます。
そんなパワフルな620を筆頭に、ケータハムシリーズは英国が誇るユニークなクルマです。
前置きが長くなってしまいましたが、
本日はその中でも特に面白そうなセブンたちをご紹介させて頂こうと思います。
ケータハム セブンは1973年に発足しましたが、
それ以来いろいろなタイプのセブンが誕生してきました。
ボクスホールモデル
コスワース製シリンダーヘッドを採用したボクスホール2,000 ccエンジン搭載モデル。(200ps)
1992年にはパワーを250psまで高めたJPE(ジョナサン・パーマーエヴォリューション)
が最速モデルとして限定販売され、1992年に0 - 96km/hの市販車最速記録を樹立しました。
ケーターハム・ブラックバード
2000年に発表したホンダ・CBR1100XXスーパーブラックバードのエンジンを載せたモデル。(170 hp)
極めて生産台数の少ないクルマです。
RST-V8 Levante
2008年に発表したスズキ・GSX1300Rハヤブサのエンジンを2個合体させてV8化したエンジンを搭載したモデル。
スーパーチャージャーで過給し、2,400 ccから550 hpの出力を発揮しました。
8台かぎりの限定販売で、1トン当たり1,074 hpのトチ狂ったクルマです。。。
ケータハムセブンは誕生以来そのカタチを大きく変えずに現在まで生産が続いていますが、
中身は様々で、上記のようにぶっ飛んだクルマもあったのは、とても面白いですね!