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ABARTHの話 番外編2【FIAT ABARTH 1000 BIALBERO】

2020年07月12日

 

いつもジロン自動車のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

7月も中旬に入り、梅雨もそろそろ終わりそうな気配です。

夏生まれで、熱帯雨林に5年間住んでいた私にとって、夏は1番好きな季節です。

汗だくの腕で汗だくの額を拭うのが快感なのですが、

お分かりいただける方はいらっしゃいますでしょうか??

 

 

 

 

 

 

そんな話は忘れて頂いて、今回もABARTHの話 番外編といたしまして、

カルロ・アバルトの情熱が注ぎ込まれた車の中の1台ということで、

FIAT ABARTH 1000 BIALBERO

の紹介をさせて頂きたいと思います!

 

 

1950年代後半より、モータースポーツ界で躍進を続けていたアバルトですが、

最高速度記録の分野にも力を入れ始めていました。

 

ABARTH 750GT

 

 

 

500cc/750cc クラスにおいてはもはや敵なしの状況となっており、

次にアバルトが狙いを定めたのが1000ccクラス。

 

そこで1960年にアバルトは982ccのDOHCエンジン(ビアルベーロ)を開発し、

同年、アウトドローモ・モンツァサーキットにおいて見事記録を塗り替えます。

 

宇宙船みたいなレコード・カー

 

 

 

当時の最高速度記録に関しては、瞬間的な最高速度ではなく、

3時間/6時間/12時間/24時間平均の記録を算出する方法を用いており、

単純なエンジンの性能だけではなく、高い耐久性も要求されました。

 

 

 

そんな中での新記録達成ということで、エンジンのパフォーマンスは折り紙付き。

そのエンジンをGTカーであるレコード・モンツァに搭載したのが初代ビアルベーロです。

 

1960年11月のトリノ・ショーにて発表され、982ccエンジンにウェーバー製キャブレターを組み合わせ、

当時の1000ccエンジンでは他に類を見ない、91hp/7100rpmを発揮しました。

 

 

 

 

このFIAT ABARTH 1000 BIALBERO はすぐさまレースに参戦。

エントリーしたすべてのレースで勝利を収めるという偉業を成し遂げています。

 

 

最強の名を欲しいままにしたこのクルマですが、その後もボディやエンジンに改良を加え続け、

1962年にはボンネットをロングノーズ化、特徴的なダックテールを搭載したBIALBEROは、

最終的には104hp・最高速度は216km/hを記録しています。

 

 

 

その後、1964年にレースのクラス分けが1000ccから1300ccへと引き上げられたことで、

ビアルベーロの活躍の場はイタリア国内のレースだけに制限されてしまいますが、

FIAT ABARTH 1000 BIALBEROはレース界において伝説を作ったことは間違いありません。

 

 

現在でもクルマ好きの方たちの手に渡り、大事に乗られている個体が相当数残っているようで、

イベントなどで見かける機会もあるかもしれませんね!!

 

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