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FIATの話 その3〜パンダ誕生まで

2021年01月14日

 

 

いつもジロン自動車のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

 

 

 

さて、今回はFIATの話 その3ということで、

フィアットの内容を引き続きお伝えしていこうと思います!

 

 

1957年誕生の FIAT チンクエチェント Nuova は大成功、

イタリアの街は再びフィアット車で埋め尽くされたといいます。

カリオストロ公国でも、その姿を見ることができます。

 

のどかですね

 

 

1966年、FIAT 124 続いて 124 SPIDER が誕生、

これらのクルマは現在発売されているABARTH 124 SPIDER の原点となります。

 

124 SPIDER 今昔

 

 

 

1960~70年代にかけて次々と自動車を開発(後述)、販売してきたFIATは、

1979年に自動車部門を独立、FIAT AUTO S.p.A が誕生します。

 

 

その翌1980年には初代パンダがデビュー。

有名なイタリアン・デザイナー

ジョルジェット・ジウジアーロがデザインし、

これも人気車種のひとつとなりました。

 

初代PANDA

 

 

ちなみにこのジョルジェット・ジウジアーロは、

のちにランチア・ストラトスフェラーリ・ディーノ

ランボルギーニ・ミウラカウンタックを世に送り出した

ベルトーネのチーフデザイナーを務め(後任はマルチェロ・ガンディーニ)、

有名なイタルデザインを設立した人物でもあります。

 

現行GT-Rのイタルデザインモデルが話題になりました

 

 

 

ジョルジェット・ジウジアーロの主な作品としては、

アルファロメオ・ジュリアスプリントGT

フィアット・850スパイダー

マセラティ・ギブリ

DMC・デロリアン

アルファロメオ・147/159

 

段付き

 

 

日本車においても、

いすゞ・ピアッツァ

スバル・アルシオーネ

そしてなんと、2代目ムーヴ

 

と、様々なタイプのクルマをデザインした巨匠です。

 

 

 

 

そしてベルトーネにおける、ジウジアーロの後任である

マルチェロ・ガンディーニの作品ですが、

代表作 ランチア・ストラトスをはじめ、

ランボルギーニ・ミウラ/カウンタック/ディアブロ

フェラーリ・ディーノなど、まさに名車ばかり。

 

伝説のラリーカー

 

ザ・スーパーカー

 

しかし、FIAT車も複数デザインしております。

前述の1960年代後半から1970年代に発売されたクルマ、

1972年発売のFIAT 132 や FIAT X1/9 たちです。

 

 

 

 

 

少し話を広げすぎて収まりがつかないので、無理やり話を締めくくると、

こうして初代パンダのデザインを改めて眺めてみると、

現在でも人々がこのクルマを愛してやまない理由がわかる気がしますね!!!!

 

 

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